8/30 夏の星空たんけんを開催しました。

2025年8月30日(土)、豊島区区民ひろば朝日と運営協議会からのご依頼で、今年も恒例の『夏の星空たんけん』を開催しました。 前回まで会場だった朝日小学校から、新しく生まれ変わった区民ひろばへと場所を移しての開催です。広くきれいな施設には部屋もたくさんあり、今年はいくつかのワークショップを同時に開催することができました。
カリスマ解説員による「星のお話」は、クイズ形式で楽しく進行。今夜見える星や夏の星座について、笑いを交えながら学んでいただきました。

「星座万華鏡」の製作コーナーでは、参加者一人ひとりが自分の星座の万華鏡を丁寧に作り上げ、完成した万華鏡を覗き込んだときの「わあ、すごい!」「きれい!」という感嘆の声が、あちこちから聞こえてきました。

また、タカラトミーとJAXAが共同開発した探査ロボット「sora-Q」の体験会も大好評でした。おもちゃでありながら、その開発ストーリーの奥深さに参加者の皆さんは感動し、実際に自分の手でsora-Qを動かして、その魅力にすっかり夢中になっていました。

さらに、誰もが気軽に楽しめる「ぷっくり星」の折り紙コーナーも人気を集めました。最初は上手に膨らませることができなくても、2個、3個と作るうちにコツをつかんでいき、たくさんの星をお土産として持ち帰る方が続出しました。

そして、何といっても屋上での観望会です。昨年は雨天だったため開催できなかった観望会でしたが、今年は晴天!望遠鏡を覗き込んだ参加者からは、たくさんの歓声が上がりました。
月の観測では、「わあ、大きい!」「まぶしい!」「ふちがデコボコしてる!」「クレーターがはっきり見える!」といった声が上がり、肉眼で見上げる月と比べてその姿に皆が感嘆しました。
はくまた、ちょう座の二重星アルビレオでは「きれい!」という声と共に、「さっき星のお話で聞いたお星さまだ!」「本当だ、二つの色が違う!」と、その神秘的な色合いに感動の声が上がりました。
望遠鏡を覗く順番を待つ間も、星のソムリエが星空案内を行い、参加者の皆さんは飽きることなく楽しんでくださいました。

都会の夜空でしたが、夏の代表的な星々が輝き、参加してくださった皆さまの思い出の一片となってくれたら幸いです。